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遠藤保仁が地元鹿児島で子どもたちに直接指導 考えながらプレーすることの大切さを伝授

  • text by Sportiva

地元鹿児島でサッカークリニックを開催した遠藤保仁 photo by ONE CLIP地元鹿児島でサッカークリニックを開催した遠藤保仁 photo by ONE CLIP 2024年12月16日、遠藤保仁(ガンバ大阪コーチ)が静岡県浜松市でのクリニックに続き、出身地である鹿児島県で「中部衛生検査センターpresents 第4回YATTO SOCCER CLINIC in 鹿児島」を開催。同郷の徳重健太(愛媛FC)と、なでしこジャパンでエースとして活躍する田中美南(ユタ・ロイヤルズFC)も、ゲストコーチとして参加した。

 このクリニックには多数の応募のなかから選ばれた小学生約140名が参加。遠藤らと一緒にウォーミングアップをした後、いくつかのグループに分かれてトレーニングを行なった。シュートのパートを担当した田中は、「ファーストタッチが大事、ボールの置きどころを大切にしよう。声を出してボールをもらって、ドリブルの勢いを止めないように打てる位置にボールを運んでみよう」などと声がけし、ゴールを奪うために必要な基本動作を教えた。初めて鹿児島に来たという田中美南。子どもたちの技術の高さに驚いていた photo by ONE CLIP初めて鹿児島に来たという田中美南。子どもたちの技術の高さに驚いていた photo by ONE CLIP パスのパートを担当した遠藤は、「パスコースがなかったら、ドリブルをする、ボールの長短でコースを作ってあげる、スペースを広く使うことを意識してみよう。失敗してもいいから常に選択肢を持ってどんどんチャレンジしていこう」と、考えながらプレーすることの大切さを伝えていた。

 GKパートを担当した徳重は、「ボールとゴールの中心を結んだ線上に立つこと。ポジショニングから意識してみよう。身体はリラックスして構えると反応がよくなるから、自分の目で見えるところに手を出して、力まずに構えよう」とプロが大事にしている基本動作をレクチャー。

 参加した小学6年生の男の子は「優しく、わかりやすく教えてくれて楽しかったです。今日教えてもらった基礎の練習をもっと頑張りたいです」と笑顔。どのパートの子どもたちも、新たな発見とチャレンジすることの楽しさに目を輝かせていた。地元出身の徳重健太。子どもたちにGKの基礎を丁寧に教えていた photo by ONE CLIP地元出身の徳重健太。子どもたちにGKの基礎を丁寧に教えていた photo by ONE CLIP

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