ファン大注目・ルーキーシリーズ開催 優勝候補ふたりが語る卒記レース後の大反響「LINE、100件」「親が繰り返し再生」 (2ページ目)

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――現在はナショナルチームのBチームで練習をされていますが、そこではどんなトレーニングをされていますか。

 基礎的な練習です。午前中にウエイトトレーニングをして、午後から500mを走ったりしています。コーチが練習メニューを作ってくれるんですが、練習の意味を教えてくれるので、それをしっかり理解したうえで、トレーニングをしています。走る本数が少ない分、1本1本を大切に集中してやっています。本当に日々充実感がありますね。

――このような状況はワクワクしますか。

 最初はワクワクしましたが、今はナショナルチームのなかでも一番弱いので、1日を生きるのに必死というか、ついていくのに必死です。パリ五輪も近いので、練習全体で緊張感があります。僕も負けないように気を張っていないといけないので、精神的な面でもきついところはありますね。

――そのなかで成長できている実感はありますか。

 それは日々感じています。今まで8年間、自転車競技をやってきましたが、ここは比べものにならないくらい練習環境がよくて、本当に感謝しています。

在所成績2位で卒業した森田一郎(中央) 写真:(公財)JKA在所成績2位で卒業した森田一郎(中央) 写真:(公財)JKA――ルーキーシリーズは、5月10日(金)〜5月12日(日)の平塚競輪場での開催と、5月24日(金)〜5月26日(日)の函館競輪場での開催の2回出場します。どんなレースを見せたいと考えていますか。

 自分の強みはまくりだと思うので、しっかり1着を獲れる、優勝できるレースをしたいです。目標は完全優勝ですが、まずは自分のレースをすることを大切にしたいですね。

――卒業記念レースの前は、中石湊選手(125期/北海道)と山崎歩夢選手125期/福島)をライバルに挙げていました。ここでもふたりを意識しているのでしょうか。

 中石選手、山﨑選手は養成所のHPD教場(ハイパフォーマンスディビジョン)でずっと戦っていた仲間なので、実力はわかっていますが、卒業後はみんな練習環境も変わっていますし、すごく成長する選手がいると思います。だから全員を意識していますね。
※世界で活躍できる選手を育てることを目的としたトレーニンググループ

――養成所で競い合った仲間との戦いですので、ある程度選手たちの特徴を掴んでいると思います。そのなかで、どんなレースになると予想していますか。

 前のほうでの競り合いになると思います。だから前のほうに位置していないと勝負できないと思っているので、前にいて自分で主導権を握れるようなレースをしたいですね。

――将来的な目標を教えてください。

 まずはS級に上がって、トップレベルの選手たちと同じレースを走りたいです。ゆくゆくはGⅠに出て優勝して、KEIRINグランプリでも走りたいと思っています。それから自転車競技のほうでは、オリンピック出場を目指したいと思っています。

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