アディゼロの2モデルが異なる方向性でアップデート 「ボストン12」と「ジャパン8」が実現した進化とは (2ページ目)
ADIZERO JAPAN 8
続いて、JAPAN 8。ハイドマン氏は「エリートランナーのスピード練習に対応した蹴り出しの力強さ」を最大の特徴に挙げた。フラットミッドソールのこのモデルは、エリートならずともスピードを追求するあらゆるレベルのランナーを力強くサポートしてくれそうだ。
JAPAN 8 ¥16,500(税別)
前足部から中足部にTORSION RODを搭載し、ねじれ、屈曲への耐性をもたらしている。またBOSTON 12と同じLIGHTSTRIKE PROを前足部から中足部に、中足部からヒール部にはLIGHTSTRIKE 2.0 を配した2層構造で、軽量性、耐久性を追求しつつ衝撃吸収は抜群だ。アッパーには、改良されたLIGHTWEIGHT MESHを採用して軽さと通気性を追求しつつ、ヒール部にはHEEL SLINGLAUNCHを搭載し、足全体をしっかりサポート・ホールドしてくれる。アウトソールのCONTINENTAL RUBBERはBOSTON 12同様前足部が一体化しており、より優れたグリップ力を発揮してくれる。
上からアッパー、前足部から中足部が「LIGHTSTRIKE PRO」、中足部からヒール部が「LIGHTSTRIKE 2.0 」、その下のピンクが「TORSION ROD2.0」、アウトソールが「CONTINENTAL RUBBER」
足全体を快適かつ頑丈に支えストレスの少ないランニングを目指すBOSTON 12、よりスピードに特化したJAPAN 8。異なる方向性を持つアップデートされた二つのシューズとともに、スピードを追求してみたい。
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