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【書籍紹介】『プロ野球 FA 宣言の闇』

 【内容紹介】

 運用開始(93 年オフ)から 30 年近くを経た日本の「FA」制度。毎年秋になると「裏切り者」 扱いされるFA宣言選手と、公然の秘密で進む事前高額交渉への違和感は酷いものがあります。

 現実からの乖離が際立つ FA の構造改革は、どうあるべきか。<職業選択の自由>にかかわる 「保留制度」の撤廃と「エクスパンション(球団数増)」の早期実現がなぜ必要なのか――。

 本書は、綿密な取材を重ねたミズノスポーツライター賞優秀賞作家が送る「検証と提言」の書 です。うち続く野球人口の減少、コロナ禍での観客収益減などから今後のプロ野球の生き残り戦 略を描くうえで、FA 問題は最も大きな足枷の一つ。これを改革の端緒にすることができれば、 MLB のような巨大スポーツビジネスに転化することも夢ではないかもしれないとの願いを込めて。

【発行】亜紀書房

【定価】本体1500円+税

【発売日】2020年9月16日

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【著者プロフィール】
なかじま・だいすけ/1979 年埼玉県生まれ。上智大学卒。スポーツ・ノンフィクション作家。19 年から「文春 野球コラム」で西武の「監督」を担当。著書に、『人を育てる名監督の教え』(双葉新書)、『野球消滅』(新 潮新書)、ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した『中南米野球はなぜ強いのか』(亜紀書房)がある。

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