マラソン五ヶ谷宏司、未来の自分への
言葉は「東京五輪へ死ぬ気で取り組め」
2020年東京五輪出場は最大の目標だと語った五ヶ谷宏司選手 1992年生まれで24歳のボリス・ベリアンは、代表になることが至難の業とされるハイレベルで選手層の厚いアメリカ陸上界で勝ち上がり、昨夏はリオデジャネイロ五輪で陸上男子800mのファイナリストになった。
アスリートなら誰しも夢見るオリンピックの舞台を経験し、今後のさらなる飛躍が大きく期待される存在になったが、彼は決して恵まれた道のりを歩んできたわけではなかった。
わずか3年前まではハンバーガーショップで働き、所属チームもなく、コーチもいないという環境に身を置きながら競技に取り組んでいたが、指導者との運命的な出会いによって才能は大きく開花し、2016年世界室内陸上競技選手権の優勝をはじめ、世界の頂点を争うまでになった。
ニューバランスがグローバル展開する『A letter to my future self ~ボリス・ベリアン編~』の動画のなかで、ボリス・ベリアンは競技人生を振り返りながら、苦難の日々や乗り越えた経験などを、「思い出せ」と、未来の自分自身に向けたメッセージを発信している。
その彼のメッセージを受け取ったマラソンランナーの五ヶ谷宏司(ごかや こうじ)が、自身のこれまでの陸上競技人生を振り返り、競技者としての大団円を迎えるために限りある時間を進んでいく未来の自分に向けたメッセージを語る。
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