楽しみながら伸ばす!
ニューバランス主催
ボーイズリーグイベント

  • 谷上史朗●文・写真 text&photo by Tanigami Shiro

    

 センバツ高校野球大会開幕前日の3月18日。球春到来を告げる暖かな日差しに包まれた久宝寺緑地硬式野球場(大阪府八尾市)では日本少年野球連盟(通称ボーイズリーグ)の関西ブロック支部対抗オールスター大会が開幕していた。

8回目を迎えるボーイズリーグ関西ブロック支部対抗オールスター大会だが、今年からニューバランスが冠スポンサーとなった8回目を迎えるボーイズリーグ関西ブロック支部対抗オールスター大会だが、今年からニューバランスが冠スポンサーとなった 8回目を迎える同大会だが今年からニューバランスが冠スポンサーとなり、開会式後にはニューバランスプレゼンツのイベントがスタート。小学生5チーム(91人)、中学生9チーム(185人)の子どもたちがグラウンド内の各エリアに分かれ、趣向を凝らした競技に挑戦した。

 ダイヤモンドを使って行なわれたのは「ベースランニング対決」。ホームベースから二塁まで、二塁ベースからホームまでを区間とし、1チーム20人でバトンをつなぎタイムを競う。最終走者がゴールし、タイムを聞いた瞬間、選手たちからは大きな歓声やため息が広がった。

 兵庫県支部(中学の部)の山本涼太くん(三田)は「普段はあまり楽しくないベースランニングがすごく盛り上がった。チーム競技なので、みんなと一気に仲良くなれた感じがしました」と笑顔で振り返った。

 外野のスペースでは小学生は15メートル先、中学生は30メートル先に置いたかごにボールを投げ入れる「パラボリックスロー」と、対面で向き合った1チーム20人の選手たちが、入れ替わりながらキャッチボールのタイムを競う「スピードキャッチボール」(中学生15メートル、小学生10メートル)。後者は野球の基本、キャッチボールをアレンジしたもので、相手の胸元へ投げる正確性と送球のスピードに普段の鍛錬が垣間見えた。

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