【スポーツ頻出英語】MLBの実況で大谷翔平の打席時に聞いた「Hammer into the stand」ってどんな意味?
連載:『スポーツにまつわる頻出英語』第1回
現在、多くの日本人アスリートが世界の舞台で戦っています。彼ら、彼女らの活躍に喜ぶ一方、「英語が理解できればもっと楽しめるのに......」という人も多いのでは? そこで、現地メディアで使われる頻出英語を、現地在住のスポーツライターがピックアップ! 第1回は、アメリカで話題を集める大谷翔平選手(エンジェルス)にまつわる表現をご紹介。
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【Lesson1】
Wow, Ohtani hammered the ball into the stand.
Hammer into the stand = ホームランを打つ
直訳すると「スタンドに(ハンマーで)叩き込む」ですが、野球で「hammer」は「ハードヒット(長打)/名詞、ハードヒットを打つ/動詞」を表します。さらに、「into the stand=スタンドへ」が続くことで、「ホームランを打つ」という意味に。特に弾丸、特大ホームランの時によく使われます。
(訳)
Wow, Ohtani hammered the ball into the stand.
大谷がスタンドに叩き込んだ!
(応用文)
Ohtani brings his hammer to MLB Home Run Derby.
大谷がホームランダービーにハンマーを持っていく。
=大谷が(長打を持って)ホームランダービーに出場する。
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【Lesson2】
Ohtani is a mythical legend in human form.
A mythical legend = 神話上の伝説
メッツに所属するマーカス・ストローマン投手が大谷選手の才能に敬意を込めて、自身のTwitter(5月19日配信)で発言したことで話題になった言葉。「神話」を意味するMythの形容詞がmythical。「神話上の伝説」という表現からも、大谷選手がアメリカに与えた衝撃がうかがえますね。
(訳)
Ohtani is a mythical legend in human form.
大谷は人間の形をした、神話上の伝説的な存在だ。
(応用文)
Marcus Stroman, a Mets' pitcher, calls Shohei Ohtani as a "mythical legend."
メッツの投手、マーカス・ストローマンは大谷翔平を「神話上の伝説」と呼んでいる。
次回もお楽しみに。