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美女スイマー大橋悠依、メドレーで
世界に勝つため自由形にも参戦 (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 二宮渉●写真 photo by Ninomiya Wataru

 今年からは、世界の個人メドレーのトップ選手と同じように多種目挑戦を意識し、1月に開催された"東京KOSUKE KITAJIMA CUP 2018"では個人メドレー2種目のほか、100m自由形と200m背泳ぎに出場した。そこで思ったような結果が出せなかったこともあり、2月の"コナミオープン"では個人メドレー2種目に絞っていたが、今回の日本選手権では200m自由形にも出場した。

 5日には200m個人メドレーの予選と準決勝を泳いだあとに、200m自由形決勝を自己ベストの1分57秒97で泳ぎ、五十嵐千尋(T&G)に次ぐ2位で800mリレー代表内定を果たした。「1分57秒台を見据えて練習をしてきた。57秒を狙って出せたのは大きいと思う」と納得の表情だった。

 その200m自由形挑戦を、大橋はこう説明する。

「自分の殻を破りたいというか、東京五輪へ向けて泳げる種目を増やしておきたいと思ったんです。あとは最後の50mの粘りが個人メドレーにも効いてくるかなと思いましたが、それを今日もすごく感じました。けっこう150mで並ばれる展開が多いので、そこで『競ったら自分は絶対に負けないぞ!』という自信になるのかなと」

 また、得意とする個人メドレーについても今後のビジョンを語った。

「200m個人メドレーに関しても、世界だけではなく日本のレベルもこれからどんどん上がってくると思うし、自分が出した日本記録を簡単には破られたくないので、これからも自分がどんどん記録更新を狙っていかなければいけない。世界で勝つためにもやらなければいけないことはいっぱいあるので、もっともっと、いろいろ考えながらやっていかなければいけないと思います」

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