2014.12.25

【箱根駅伝】充実の青学大と明大。優勝候補に名乗り!

  • 折山淑美●文 text by Oriyama Toshimi
  • 中村博之●写真 photo by Nakamura Hiroyuki

注目大学はどう戦うか(1)

 山の5区(往路)と6区(復路)に実績がある選手がいて、優勝候補の筆頭と見られる駒澤大学と早稲田大学。これに実力校の東洋大学を加えて今大会の”3強”とするなら、それを急追して”5強”とも言われる状況にしているのが青山学院大学と明治大学の充実ぶりだ。

全日本大学駅伝を走る大六野秀畝(左・明大)と神野大地(青学大) 青学大の原晋監督は今シーズンの初めのミーティングで、前回は出場できなかった川崎友輝(4年、13年4区)と長期故障中の久保田和真(3年、13年3区))、高校時代に全国都道府県駅伝4区で区間新を出した秋山雄飛(2年)がスタートラインに立てれば、優勝を狙える、と話したと言う。前回の箱根で1区を走った一色恭志(2年)と2区の神野大地(3年)、7区区間2位の小椋裕介(3年)、9区区間3位の藤川拓也(4年)という主力選手が好調を維持していたからだ。

「今年はシーズン当初から専任コーチとトレーナーをひとりずつ増やして、コアトレーニングを導入するなどいろいろな仕掛けをしてきた。それらが練習パターンとマッチして選手の意識レベルが高くなり、故障もほとんど無くなりました」

 原監督が語るように、エースの神野は関東インカレ2部ハーフマラソンで優勝。一色と小椋が7月に1万mで青学大記録を更新する28分20秒台を出すなど、ほとんどの選手が自己記録を更新している。