【続・東京マラソンへの道】中島彩「真夏の化粧崩れを防ぐには?」 (2ページ目)
☆女性の欠かせない眉毛のメイク、どうする?
汗をかきながら走っていると、きっちり描いた眉毛のメイクやアイラインが落ちて、いつの間にかスッピン状態となっていたという経験、一度はありませんか? 雑誌のモデルさんのようにバッチリとメイクして走り続けたいけど、そうはいきませんよね。かつて私は濃いメイクをして走ったあと、それが汗で流れ落ちて、パンダの顔のように目の周りを黒くした状態で写真を撮られた経験があります(笑)。こんなことになるなら、メイクしないで走ったほうがいいのかな......と思ったこともありました。
ただ、そこまで割り切って走るのもどうかと思い、私は、「ランニングのときは必要ないもの」と「ランニングのときでも必須なもの」とに分けて考えるようになりました。まずは、アイライン。私は走るときはアイラインをしないようにしました。その理由のひとつは、前述のようにパンダ目になりやすいからです。「防水効果の高いウォータープルーフなら大丈夫じゃない?」。そう思っている方は多いかもしれません。しかし、ランニングをしていると、汗だけでなく、涙も多く分泌されます。特に紫外線が強い日は、乾燥した瞳をケアするために多くの涙が出てくるのです。アイラインを引いていると、涙の分泌を抑えてしまうことがあるらしいので、私はできるだけ瞳にやさしい状況で走るようにしています。
一方、眉毛のメイクは、絶対に譲れませんね(笑)。眉毛の形ひとつで、印象はガラッと変わってしまいます。マラソン完走後に記念撮影をしたとき、眉毛がないとテンションはがた落ちですよね(笑)。
私は場合は、まず普段どおりに眉毛を描いてから、その後に化粧の落ちづらいスプレーを眉毛に吹きかけています。このスプレー、実はあるドラマの撮影で知ったグッズなんです。暑い夏の日のドラマ撮影で、メイクさんが女優さんの肌にそのスプレーを使用していました。汗の噴き出る環境で撮影をしなければならない俳優さんのために開発された商品なんだそうです。化粧崩れを防ぐコーティング剤のようなものなんですよ。私はインターネットで探して購入しました!
また、口もとのメイクは、UVケア効果の高いリップを携帯して走るようにしています。思っていた以上に唇(くちびる)は焼けるので、乾燥対策は必須です。女性ランナーにとって、メイクは欠かせないもの。できることなら、化粧を崩さないようにケアして楽しく走りたいですよね!
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