ブラサカ日本代表が強豪国に善戦。2018年は確かな成長を遂げた (4ページ目)

  • 井上俊樹●取材・文 text by Inoue Toshiki
  • 日本ブラインドサッカー協会●写真提供

 5月はイランに勝利して、8月にはブラジル、アルゼンチンに無失点での引き分けと、リオパラの金銀銅のチームに対して、合計「勝ち点5」を獲得した。高田監督は謙遜するがホームではない試合ということを考えれば、描いた成長曲線は大きく鮮やかだった。

「(どんな強国相手でも)引き分けで勝ち点1を取って、相手に勝ち点2を渡さないというフェーズにきている。(メダル獲得に向けて)それほど遠くないところまで今年は来れたかな、と思っている」(高田監督)。

 2020年、東京パラリンピックでのメダル獲得に向け、さらなる挑戦は続く。11月と12月に二度の代表合宿を組み、ブラインドサッカー日本代表は今年の活動を締めくくる。

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