2022.05.13

設備充実・安い・景色よし! 日本全国で1000泊以上のプロが惚れた「車中泊」ベストスポット5

  • 辻 歌●取材・文 text by Tsuji Uta
  • 稲垣朝則●写真 photo by Inagaki Tomonori

車中泊のプロがおすすめ!
#2「スポット編」

#1「アイテム編」を読む #3「クルマ選び編」を読む

キャンプとも宿に泊まるのとも違う旅スタイルの選択肢のひとつとして、今人気を高めているのが車中泊だ。全国各地にさまざまな車中泊可能な場所があるなか、快適で周辺で遊びも楽しめる、とっておきの5つのスポットを"プロ"が厳選。車中泊歴約20年、計1000泊を超えるクルマ旅専門家の稲垣朝則さんに、車中泊の注意点も含めて話を聞く。

──そもそも車中泊は、どこでするものなのですか?

稲垣朝則(以下、稲垣)
 車中泊は、キャンプ場や高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、道の駅、観光駐車場、コインパーキングなど、いろんな場所で泊まれるのが魅力です。ただし、上記でも「車中泊禁止」という場所があるので、下調べはマスト。コインパーキングでは、近くにトイレがあるかどうかも重要です。

──宿がなくても泊まれるのは、いいですね。

稲垣 たとえば僕は、福岡・博多にある屋台の近くの「コインパーキング」で車中泊したことがあります。酔っ払っても、絶対に帰れるように......と(笑)。観光名所なんかにある観光駐車場だと、夕方着いて朝イチから混雑していない状態できれいな景色を独占できることも。釣りや登山などのアウトドアを楽しむ時には、フィールドの近くに泊まれるというのがメリットですね。

──いろんなところを宿泊場所にできるのが魅力ですが、車中泊をしてはいけないNGスポットはありますか?

稲垣
 「車中泊禁止」と明記されているところは、もちろんダメです。また特に私営の施設などは「車中泊OK」と書いていない限り御法度。無断での利用は避けましょう。あとは、夜間閉鎖という場所もあるので、そこもNG。以上を外せば、いろんな選択肢があるのが車中泊のいいところ。日本全国のさまざまな場所で1000泊以上したことがあるなかで、おすすめを紹介していきますよ!

【北海道・上富良野】日の出公園オートキャンプ場

広々とした日の出公園オートキャンプ場の車中泊ゾーン広々とした日の出公園オートキャンプ場の車中泊ゾーン この記事に関連する写真を見る


稲垣 クルマ旅の憧れの地でもある北海道。その広大さゆえに公共交通機関で巡るのは大変だし、車中泊をしながらのクルマ旅にぴったり。1泊1000円以下という安価なキャンプ場が多いのも特筆すべき点です。

 なかでもおすすめの日の出公園オートキャンプ場の特長は、キャンプサイトの豊富なバリエーション。オートキャンプサイトやコテージ、バンガロー、ライダー向けのフリーサイトのほか、1名1泊800円の車中泊専用ゾーンまであるのはすごい。

 初夏のラベンダー畑が有名な富良野町にあり、雄大な丘陵地帯が広がる美瑛町も、クルマならすぐ近く。本州では見られない景色や生き物との出会いを楽しめますよ。

●上富良野町日の出公園オートキャンプ場
住所:北海道空知郡上富良野町東2線北27号
電話:0167-39-4200