2020.02.06

中部電力・石郷岡葉純の人生に満足ナシ
「投げがもっとうまくなりたい」

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

――平昌五輪はご覧になりましたか。

「仕事があったので、その間は見られませんでしたが、仕事がない時間は自宅でテレビ観戦していました。もちろん、ロコ・ソラーレさんの、日本の応援をしていたんですけど、他国のチームの好ショットにも『おお、すげぇな』って反応していました(笑)。一ファンとして、見ていた感じです」

――リードひと筋の石郷岡選手ですが、平昌五輪でも、昨年出場した世界選手権でも、他国のリードが気になったりしたのでしょうか。また、意識していたり、憧れていたりするリードの選手はいますか。

「無意識に(試合相手の)リードを見ている可能性はありますが、リードばかりに注目している、ということはないと思います。

 憧れや、意識するような選手も、基本的にはいません。国内外に素晴らしい技術を持ったリードはたくさんいるんですけど、皆ライバルなので。あからさまに憧れて、目標とかにしたら、(その選手に)固執してしまったり、"投げ勝つ"という部分で影響されてしまったりする気がして。あえて名前を挙げるなら、男子選手ですが、阿部(晋也/北海道コンサドーレ札幌)さんの安定したショットは、見習いたいと思っています」

――理想のリード像みたいなものはありますか。

「まずは(独特の回転などをする)バラツキのある石を(自らの狙いどおりに)しっかりと投げ分けができること。でも、その石の情報にとらわれず、(自らの狙ったところに)しっかりと投げ切ること。矛盾している要素なんですけれど、そのバランスは意識しています。

 あとは、一番氷を見る時間が多いので、その変化を早い段階でとらえなければいけないなと、強く思っています」