2013.09.07

東京の得票数は40前後!? 五輪招致レースの「票読み」

  • 松瀬学●取材・文 text by Matsuse Manabu photo by Mimura Takayuki

 東京か、マドリードか、それともイスタンブールか。いよいよ9月7日午後(日本時間8日午前)にブエノスアイレスで開催される国際オリンピック委員会(IOC)の総会の投票で、2020年五輪の開催都市が決定する。招致のロビー活動は大詰めを迎え、毎日、潮目が変わっている。

 確かに票読みは難しい。東京にとっての福島の放射能汚染水の問題、イスタンブール(トルコ)に打撃となりうる隣国シリア情勢の悪化、マドリード(スペイン)に残る経済不安……。どの都市も不安要素を抱えたまま、ここまできた。

ブエノスアイレスで記者会見に応じる竹田JOC会長。海外メディアからは厳しい質問も飛んだ 2020年東京五輪・パラリンピック招致委員会の竹田恒和理事長は言う。

「我々なりに手応えはありますが、他の2都市も本当に国を挙げて戦っています。これに勝つというのは簡単ではない。手応えがあるというのは、勝てるということではないんです。これからの努力次第で勝てるチャンスが生まれるということです」

 それでも、あえて票読みにチャレンジしてみる。東京が勝つとしたら、3つの理由があげられるだろう。