【今日は何の日?】船木和喜、長野五輪で金メダル獲得
長野五輪ラージヒルの船木のジャンプ。深い前傾姿勢で飛距離を伸ばした
【1998年2月15日】
「世界一美しいジャンプ」で逆転優勝
長野五輪9日目、白馬ジャンプ競技場でジャンプのラージヒルが行なわれた。4日前のノーマルヒルで銀メダルを獲得していた船木にメダルの期待がかかっていた。
1本目、126mを飛んで4位につけていた船木は、2本目に132.5mを飛び、逆転に成功。このときのジャンプには審判全員が飛形点で20点を与え、そのフォームは「世界一美しい」と讃えられた。
ラージヒルでは原田雅彦も銅メダルを獲得。勢いに乗った日本は、2日後に行なわれたラージヒル団体でも、岡部孝信、斉藤浩哉、原田、船木というメンバーで優勝を飾っている。