歴代最高にも伸びしろ。羽生結弦の今季SP得点はどこまで伸びるのか (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

 これを今後も続けたうえで、冒頭を4回転ループにして、15年のGPファイナルと同等かそれ以上の演技構成点を獲得できれば、あと2.5点ほどは伸ばせる計算だ。
 
 もちろん、今季の羽生のSPへの期待感は、得点だけではない。オータムクラシックでは、膝にやや不安のある状態で自分ができる表現をやりきった羽生が、次はどんな心境で『バラード第1番』を表現するのか、どんな世界を見せてくれるかということを、得点以上に楽しみにしたい。

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