ロマゴンが語る井上尚弥。「いつでも戦う。井上の自宅でやってもいい」 (2ページ目)

  • 水野光博●取材・文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

―― 来年、井上尚弥選手との対戦が実現すると囁(ささや)かれていますが、期待していいですか?

ローマン・ゴンサレス(以下:ロマゴン) 実現すればいいと私も思っています。私の要求するファイトマネーが支払われるのであれば、いつでも、何回でも戦います。どこででも、です。もし、『井上選手の自宅でやれ』と言うのならやりましょう(笑)。それが私の仕事ですから。

―― 9月のカルロス・クアドラス(メキシコ)戦を観戦した井上選手が試合後、あなたの控え室を訪ねています。対戦について何か話したのでは?

ロマゴン あのときは、挨拶を交わしただけです。ただ私は、誰とでも戦いますし、もし井上選手と試合が組まれることになれば、グレートな試合になるでしょう。

―― グレートな試合、勝つのはどちらですか?

ロマゴン コンディションがうまくいった選手が勝ちます。

―― つまり、あなたが負ける可能性もある?

ロマゴン お互い、試合に向けてよいコンディションを作る選手だと認識しています。ですから、試合当日になってみないと、どんな試合になるかわかりません。ただし、私が負ける可能性があるとは認めません。もちろん、いいライバルだとは思います。それでも、これまでの彼の対戦相手と、私が戦ってきた対戦相手では違います。

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