2021.09.20

坪井慶介が驚いたeスポーツサッカーの地域対抗大会。「白熱して僕が汗かいちゃいました」

  • text by Sportiva
  • photo by Sportiva/VPG Japan

初めてeスポーツサッカーの解説を担当した坪井慶介氏初めてeスポーツサッカーの解説を担当した坪井慶介氏
 第1回目となる「全日本ESPORTSサッカー地域対抗大会 ―新たな輪を、大きな輪へ―」の決勝大会が9月18日(土)に開催され、神奈川SBCFが初代王者に輝いた。

 この大会は、世界最大規模のプロクラブリーグ機構「Virtual Pro Gaming」の日本国内組織であるVPG Japanが開催。サッカーゲーム「FIFA21」を使った大会で、1人が1プレーヤーを操作して11人対11人で対戦する、よりリアルサッカーに近いeスポーツの大会だ。5月から参加者を募集し、7月に各道府県や地域でチームを結成。8月から地域ブロックごとにリーグ戦を実施し、各4ブロックの上位4チームが決勝トーナメントに進出した。そしてこの決勝大会で、準決勝2試合と決勝戦が開催された。

 完全オンラインで開催された大会だが、東京のスタジオには、元サッカー日本代表の坪井慶介氏と、お笑い芸人のブラゴーリ(塚田裕輝氏、鈴木大介氏)がゲスト出演。試合の解説をはじめ、トークショーも行なわれた。


特設スタジオで解説&トークショーを行なった坪井慶介氏(右)とブラゴーリの2人特設スタジオで解説&トークショーを行なった坪井慶介氏(右)とブラゴーリの2人
 準決勝第1試合は、鳥取ユナイテッド(中国地方代表)vs東京クルセイダーズ(東京都C代表)。序盤は東京がサイドを使った攻撃でペースを握るが、鳥取が組織的な攻撃で対抗して先制点をゲット。後半は一進一退の攻防を繰り広げ、結局1-0で鳥取が決勝進出を決めた。解説の坪井氏は「それぞれのチームの特徴が出て、試合の流れもめまぐるしく変わってリアルサッカーのような面白さがあった」と両チームのレベルの高さに驚いていた。

準決勝第1試合 鳥取ユナイテッド 1-0 東京クルセイダーズ準決勝第1試合 鳥取ユナイテッド 1-0 東京クルセイダーズ

 準決勝第2試合は、神奈川SBCF(神奈川県C代表)vs厚木ゴールデンプランターズ(神奈川県B代表)。前半開始早々に厚木が右CKから先制点を挙げるも、パスワークで勝る神奈川が徐々にペースを握り、前半終了間際に華麗なパスワークから同点に。後半も地力で勝る神奈川がボールを支配し、右CKから逆転ゴール。これが決勝点となり、神奈川が同県対決を制した。坪井氏は「白熱した一戦で、僕が汗かいちゃいました」と笑顔を見せた。

準決勝第2試合 神奈川SBCF 2-1 厚木ゴールデンプランターズ準決勝第2試合 神奈川SBCF 2-1 厚木ゴールデンプランターズ

 決勝戦は神奈川SBCF vs鳥取ユナイテッド。神奈川のキャプテンNekop_one選手が「序盤から自分たちのプレーができた」と語るように、ハイテンポなパス回しで神奈川が主導権を握り、前半11に先制点を決める。さらに29分には得意のセットプレーから加点。後半の立ち上がりに相手に決定機も許すも、終盤にかけて徐々に押し込み、終了のホイッスル。神奈川が2-0で鳥取を制し、優勝を手にした。Nekop_one選手は「準決勝でのCKからの失点も修正できていたし、前線や中盤でのプレスもすごくはまっていた」と勝因を語った。

決勝 神奈川SBCF 2-0 鳥取ユナイテッド決勝 神奈川SBCF 2-0 鳥取ユナイテッド

 大会MVPに輝いた神奈川SBCFのhand_kaz選手には、賞品としてAKレーシングのゲーミングチェアが、VPG運営賞のRAPTOR-7-7-7選手(厚木)と、ブラゴーリ賞のharutintin選手(鳥取)には、FIFA22がプレゼントされた。
 
 坪井氏は「オンラインですが、プレーヤーのみなさんが真剣にやっているのが伝わってきた。シンプルに言うと、すごく楽しかった。彼らのコメントは、リアルのプロサッカー選手が言うコメントと同じで、プロサッカーの試合を見ているのかなと思うほどだった」と大会を振り返った。 

■YouTube「全日本ESPORTSサッカー地域対抗大会」決勝大会>>

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