貴島明日香がeスポーツにどハマりした理由。「人と人をつなぐ架け橋」 (2ページ目)

  • 龍田優貴●取材・文 text by Yuuki Tatsuta
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

――ゲーム大会に参加されたのは「PLAY ALIVE」が初めてでしたか。

 初めて出場したのは「RAGE PARTY 2021 powered by SHARP」という大会でした。そちらもゲーム配信者や芸能人の方々がたくさん参加されていたので印象に残っています。私は「ZIP!」で共演していた速水もこみちさんと一緒にチームを組んだんです。番組内で直接お会いする機会はなかったのですが、一緒に「Apex」を楽しくプレーさせていただきました。

――貴島さんはかなりの腕前でダイヤモンド()に到達されていましたね。ストイックにやり込んでいる印象を受けました。
※6段階あるランクのうち、上から2番目

 私が特別にうまいというわけではなく、時間をかけて練習すればきっと誰もが辿り着けると思います。ストイックというか、ゲームに関してめちゃくちゃ負けず嫌いなのかもしれません(笑)。プレー後にうまくいかなかったりすると、「あの場面でもっとサポートできていれば......」って反省するんですが、フレンドに「また反省してる」ってよく言われます。

 それだけに、最後まで生き残ってチャンピオンを取れた時の高揚感と達成感が大好きです。家だと普通に「よっしゃ!」とか「やったー!」って叫んじゃいますね。ただプレーし過ぎで、街中を移動中にゲームのクセで「あの角から射線が通りそう!()」って考えがよぎっちゃうこともあります(笑)。
※ガンシューティングゲームにおいて敵を撃てる、もしくは敵から撃たれる位置関係を表すときに「射線が通る」と言う。

――そこまでハマってしまう「Apex」の魅力は何でしょうか。

 キャラの特性を生かす楽しさだと思います。バトルロイヤルゲームはいろいろありますが、「Apex」はキャラの能力が個性豊かなんです。回復特化、サポート特化、遠くの敵を探知できるキャラなど、その中で自分がどのキャラを選んで特性をどう生かすか。これを考えるのが楽しみの一つです。

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