【女子バレー】荒木絵里香が「すごさ」を感じる、石川真佑がトルコリーグ移籍を決めた理由 新天地で戦う選手たちへの期待も語った (3ページ目)
【SVリーグでプレーする選手たちへの期待】
――10月からは「2026-27大同生命SVリーグ」も始まり、そこで戦う日本代表もいます。クラブシーズンをどのように戦ってもらいたいですか?
「SVリーグは外国籍選手のオンザコートルールも拡充される(同時出場可能な外国籍選手の人数が2名から3名に変更)ことで、競技自体のレベルやスピード感はますます上がってくるでしょう。そうしたレベルのなかでプレーすることが、代表での取り組み方やオリンピックにつながってくるはず。しっかりとアピールしつつ、自分のスキルやテクニックを磨いてほしいです。
自分が関わるチームのことですが、私がチームコーディネーターを務めるアリーザ愛知の鴫原ひなた選手は、SVリーグでしっかりと活躍したことでアジア選手権のメンバーにも選出されました。そういうチャンスはどの選手にもありますから、それぞれSVリーグで頑張って、それがリーグ全体の盛り上がりにつながるとうれしいです」
――アジア競技大会について、荒木さんは聖火リレーにも参加されましたが、どんな大会になってほしいですか?
「今回、私はアジア競技大会のアスリート委員を務めさせていただいています。日本でこれほど大きな大会が開催されること自体が多くないですし、そこに向かってたくさんの方々が準備を積む様子を見てきました。出場する日本代表選手団のみなさんにとっては、自国で多くの方々に応援していただける機会です。
そこでもバレーボール日本代表には1試合、1点を大事にして戦ってもらいたいです。きっと盛り上がるでしょうから、競技の魅力が選手たちのプレーから伝わるように頑張ってもらいたいですし、私もそれを伝えていきたいです」
【プロフィール】
荒木絵里香(あらき・えりか)
1984年8月3日生まれ、岡山県倉敷市出身。身長186cmのミドルブロッカーとして長年にわたり日本代表を支え、4度のオリンピック出場を果たした。
成徳学園高校(現・下北沢成徳)で高校三冠を達成。2003年に東レアローズに入団。2006年頃から日本代表でレギュラーを獲得し、2008年北京五輪に初出場。2012年ロンドン五輪では、主将として日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献した。出産後に現役復帰を果たし、2021年東京五輪まで第一線で活躍。引退後はトヨタ車体クインシーズ(現・アリーザ愛知)のスタッフとしてチーム運営に携わり、現在はSVリーグ、日本バレーボール協会の理事も務める。
著者プロフィール
坂口功将 (さかぐち・こうすけ)
1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを
取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日 本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。 2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・ 執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナシ ョナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、 バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説 も務める。
【写真】元バレーボール日本代表・木村沙織インタビューカット集
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