ジャイアントキリングへ。石川祐希の中大がVリーグ強豪に挑む
中央大学のエース石川祐希。Vリーグ勢にひと泡吹かせることができるか?
12月18日(金)、東京体育館で「天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド」が開幕した。高校や大学、V・チャレンジリーグ(2部・3部)、そしてV・プレミアのチームがカテゴリーの垣根を越えて戦い、日本一を目指す。
トーナメント第1戦を終えて、一番注目されているカードは19日(土)に行なわれる、全日本のエース石川祐希を擁し、インカレ連覇を成し遂げた中央大学と、石川と同じくNEXT4としてワールドカップ2015で華々しく活躍した柳田将洋のいるサントリーサンバーズの対戦だ。中央大学は初戦でチャレンジリーグIIの兵庫デルフィーノにストレートで勝利。第1セットは26-24、第2セットが25-22と競った展開になったが、第3セットは25-11と圧倒した。第3セット中盤からは石川やオポジットの今村貴彦らを下げて温存するなど、中大・松永理生(りお)監督が第2戦のサントリー戦を強く意識していることをうかがわせた。
石川は試合後、サントリー戦への意気込みをこう語った。
1 / 3