同期4人が語る女子テニスの世界。「夜もひとりなら...泣きそうになる」 (3ページ目)

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • 94年組の皆さん●写真

穂積 最後(中学3年生)の年だよね。私なんて出てすらないけれど(笑)。でもやっぱり、菜緒が一番ギャップあるよね。他は......変わんないね、みんな。逆に強かったのにプロにならなかったのは、望帆くらいじゃないかな。

── 2011年の全豪ジュニアには日本人女子が12人出場し、そのうち94年生まれの選手が7人(座談会の4人に加えて日比野菜緒、澤柳璃子、鮎川真奈)いたのが印象に残っています。

加藤 そうそう! 5人にひとりは日本人で。あのとき、みんなで写真を撮っとけばよかったね。

穂積 そうだね。でも、あのときはまだみんな、そこまでお友だちじゃなかったからね(笑)。

── その当時15歳~16歳だったメンバーがほとんど全員、今もこうやって一緒にいるというのは、どんな感覚なのでしょう?

一同 え~~。

穂積 私はあんまり違和感ないな。ずーっと一緒だから。

加藤 (穂積)絵莉とはダブルスを組んでたから、ずーっと一緒。部屋も一緒、出る試合も一緒。たぶん親よりも一緒にいた。

穂積 ナショナルで遠征に行くと、ほんっっとうにずっと一緒なんですよ。ジュニアは基本、ひとりで行動できないので。

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