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【NFL】歴代20位の名RBがモンスターペアレントに屈して追放?

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿119

 サンフランシスコ・49ers時代にスーパーボウルを制し、プロボウルに5度選出された名ランニングバック(RB)のリッキー・ワタース(44歳)。通算ラッシングヤードは歴代20位にランクインし、1990年代を代表するスピードスターとしてNFLの歴史に名を刻んでいる。しかし、屈指の実績を誇るものの、現役時代から問題児として有名で、いまだ殿堂入りは果たせていない。

 ところが今季、そんなトラブルメーカーにフロリダ州オークリッジの高校がアメフト部監督の座を打診してきた。ワタースはすぐさま就任し、アメフト部の監督としてチームを牽引。第二のアメフト人生をスタートさせた。

 しかし、シーズン早々、ワタースは選手の親とトラブル。暴言を吐いたとして、高校側から無期限の謹慎処分を下された。ワタースは、「選手の親が無理難題を言ってきたからだ」と、モンスターペアレントの対応に困り果てた結果だと反撃。結局、自ら辞表を提出して、監督の座を降りた。

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