【NFL】史上初の大学1年生ハイズマン賞QBは屈指の問題児
★アメスポ事件簿106★
昨シーズン、大学アメフト界最高の選手に贈られる『ハイズマン賞』に史上初めて大学1年生で選ばれたテキサスA&M大学のQBジョニー・マンジール(20歳)が、各地でトラブルを起こしている。
まず、デンバー・ブロンコスのQBペイトン・マニング(37歳)と、ニューヨーク・ジャイアンツのQBイーライ・マニング(32歳)が主催するQBキャンプに参加したマンジールは、講義の時間になっても現れず。目覚ましが故障していたと弁明するも、今度はその後の練習プログラムをドタキャンした。後日、マンジールは、「脱水症状を起こしたため」と説明するも、キャンプ中にオールナイトパーティに参加して大騒ぎしていたことが発覚した。
また、マンジールがサイン会を行なった際に、主催者から報酬を受け取っていたという疑いも浮上。さっそくNCAA(全米大学体育協会)が真相解明に動き出す事態となっている。ESPNの取材によると、マンジールは1ヵ月の間に3回、サイン会に出席し、多額の利益を得ていたと報道。この行為はNCAAの定めるアマチュア規定に反しており、真実であれば今シーズンの出場停止処分は免れないとのこと。一躍、大学アメフト界のスーパースターとなったマンジールの今後に、全米中が注目している。