ファン歴20年超。ゆず北川悠仁氏が熱く語る「NBAの魅力」 (2ページ目)

  • 宮地陽子●取材・文 text by Miyaji Yoko  WOWOW●写真 photo by WOWOW

 歌手になった今も、アスリートたちの取り組み方や、そこに向かう姿勢に共感させられ、勉強にもなるという。実際、常に最高のステージを演じるために、マラソン選手が行なうカーボ・ローディング(※)や、会場に入ってから常に同じルーティンをすることでメンタル的に高めるといった方法も取り入れている。

※カーボ・ローディング=運動能力を高めるためにエネルギーとなるグリコーゲンをより多く体内に貯蔵する栄養摂取法。

「音楽の世界って、どっちかっていうと準備までやらないほうが格好いいみたいな、そこまでやるのはロックじゃないみたいな、そういう風潮もあるんですけれど、僕はやっぱりそうは思っていなくて、最高のパフォーマンスを来てくれたお客さんにしたい。アスリートの方とのほうが、話が合うことが多いんです」

 NBAに関しては、「ひとつのチームに入れ込む」というより、「気になる選手を見つけて追うタイプ」だと言う。好きな選手は、デリック・ローズ(シカゴ・ブルズ/PG)やステファン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ/PG)、コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ/SG)の名前を挙げた。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

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