MotoGPスズキが「バーチャル囲み取材」を開始。ライダーたちの今の思いは
本来ならば......と言ってみたところでいまさら詮(せん)ない話だが、2020年のMotoGPは当初の予定だと南北アメリカの縦断を終えて、そろそろ本格的なヨーロピアンラウンドに差しかかる時期だった。
チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンス しかし、世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響のため、欧州各国では厳しい外出制限などの規制が今も続いており、各地のレースは将棋倒しのように次々と開催延期が決定している。
開幕戦のカタールGPは、MotoGPクラスがキャンセルされ、中排気量のMoto2と小排気量Moto3の2クラスのみ、という変則的な形で開催された。その後、タイGP、アメリカズGP、アルゼンチンGPはそれぞれ秋へ繰り延べられたが、5月以降のスペインGP、フランスGP、イタリアGP、カタルーニャGPは延期が発表されたのみで、振り替え予定は明示されていない。
だが、欧州の収束見通しがつかない現状では、そのような形の発表になるのもやむをえないだろう。
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