スーパーGTはレクサス連勝。
名門セルモが富士を制した2つの分岐点

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

「石浦選手が10秒以上のリードを築いてくれたので、最後のスティントは楽をさせてもらったというか、後ろとの間隔を見ながら確実にゴールを目指すだけでした。最後は基本的にセーブをして、とにかく何か起きないように手堅くいこうと。何もなければ勝てるなという思いはありました」(立川)

 レース終盤は2番手を走る6号車との間隔が縮まり、最終的に4.7秒差まで迫られたものの、立川にとってはそれも計算済み。そこまで余裕が持てたのも、完璧なレース運びができていたからだろう。

 全日本GT選手権時代を含め、過去3度のドライバーズチャンピオン経験を持つセルモ。名門チームの底力を改めて見せつけた富士の500kmレースだった。その結果、選手権ポイントを29ポイントまで伸ばした立川/石浦組は、トップの平川/キャシディ組から2ポイント差のランキング3位。好調なレクサス勢のなかで、その存在感をようやく示し始めた。

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