【今日は何の日?】ダカール・ラリーが史上初の中止
【2008年1月4日】
約12万キロを走破する伝統のラリーの開催中止が決定
中止となった2008年の前年は三菱自動車が4輪部門で優勝していた
1979年から開催されていたダカール・ラリー、通称「パリダカ」(2001年までフランスのパリをスタートし、セネガルのダカールまで走った)。この過酷なレースが、史上初めて中止となることが2008年1月4日に運営団体により発表された。
2008年のスタート予定地点であったポルトガルの首都リスボンで緊急会見が行なわれ、1月5日からスタート予定だった第30回大会の中止が決まった。
ラリーの経路の一部であるモーリタニアの政情が不安定になっていることが主な理由であり、フランス外務省からの開催中止要請を受け入れた格好となった。
過去、いくつかのステージが治安の悪化などが原因でキャンセルになったことはあるものの、大会全体の中止はパリダカ史上初めてのことだった。