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【競馬予想】高配当必至のレパードSで狙える馬とは? 穴党記者推奨の好走条件に合致した2頭 (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 こうした過去の傾向を受けて、小田記者は以下の人気どころについては疑念の目を向ける。

「まず、クリストフ・ルメール騎手騎乗で人気が予想されるヴィンセンシオ(牡3歳)。潜在能力は超A級であっても、なにしろ今回が初のダート戦。不安は拭えません。

 そのほか、ポールセン(牡3歳)はコーナー4つの競馬が初めて。ジャナドリア(牡3歳)は当舞台の新馬戦を勝っているとはいえ、陣営から『夏場は決していいとは言えない』といった声も聞かれ、それぞれ全幅の信頼を置くまでには至りません」

 そこで、小田記者は大駆けが期待できる2頭の穴馬候補をピックアップした。

「1頭目は、ルグランヴァン(牡3歳)です。管理する高木登調教師が『3走前にチークピーシーズをつけてから競馬が安定してきた』と話すとおり、直近3戦は2着→1着→1着。前走で2勝クラスを勝ったばかりと、レパードSの好走条件にも当てはまります。

レパードSでの大駆けが期待されるルグランヴァン photo by Sankei VisualレパードSでの大駆けが期待されるルグランヴァン photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る 中山・ダート1800mの舞台で勝っているように、コーナー4つの競馬にも対応済み。さらに、直近2戦の東京・ダート1600m戦において、ラクに好位につけている機動力が本物であれば、コーナーがきつい今回のコースにも難なく対応できるはずです。

 前走の2勝クラス(6月15日/東京・ダート1600m)では、時計が出やすい重馬場だったとはいえ、GIフェブラリーSを勝ってもおかしくないような、1分34秒4という猛時計をマーク。新潟は週中から雨が続いており、速い時計が出やすい馬場となれば、一段と評価を高めてもいいでしょう」

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