宝塚記念の推し馬を高田秋が語る「武豊騎手がゴール後に笑っている姿が目に浮かびます」 (3ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【最後まで追い続けたい推し馬】

 次に挙げたいのは、プラダリア(牡5歳)です。

 ずっと応援してきた1頭ですし、そういう馬は最後まで追い続けたいと思います。今回、宝塚記念は京都で行なわれますが、この馬はその京都で2戦2勝。それも、勝ったのはGII京都大賞典(2023年10月9日/京都・芝2400m)と、GII京都記念(2024年2月11日/京都・芝2200m)。どちらも重賞です。今年はチャンスですよね。

 大舞台に強い池添謙一騎手が騎乗するのは心強いですし、昨年は10番人気のスルーセブンシーズを2着に導いています。管理する池添学調教師も、期待度の高いコメントをしていますし、注目したいと思います!

 ジャスティンパレス(牡5歳)もマークが必要ですよね。先ほど話したように、宝塚記念は上位人気が強いレース。2番人気が予想されるこの馬も候補に入れたほうが良さそうです。

 何といっても、鞍上のクリストフ・ルメール騎手は外せません。このコンビで昨年のGI天皇賞・春(4月30日/京都・芝3200m)を勝っていますし、人馬の相性も抜群ですよね。

 ひとつ不安があるとするなら、脚質面です。後方から差すことが多く、どうしても展開に左右されやすいですよね。枠順や前半の位置取りがカギを握ることになりそうです。それでも、ルメール騎手の腕を考えると、外せなさそうですね。

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