NHKマイルCは高配当必至 脚光浴びる「2強」の陰に隠れた実績馬2頭の反撃に注意せよ (3ページ目)
松田記者が推奨するもう1頭も重賞勝ち馬だ。
「イフェイオン(牝3歳)です。同馬も終(しま)いの脚に魅力があります。
前走の桜花賞は着順こそ11着でしたが、走破時計は1分32秒9。勝ち馬のステレンボッシュとはコンマ7秒差と、そこまで大きく負けていません。
道中は内枠で他馬に囲まれて、3角では中団まで位置を下げる形になり、スムーズさを欠いていました。先行できればしぶといのは、外枠発走を克服した前々走のGIIIフェアリーS(1月7日/中山・芝1600m)での勝利で実証済みです。
こちらも、若干折り合いに不安はありますが、デビューから手綱を取り続けている西村淳也騎手とのコンビでスムーズな競馬ができれば、一発あってもおかしくありません」
"荒れる"3歳マイル王決定戦。今年、波乱の使者となるのはどの馬か。ここに名前が挙がった2頭も、その候補であることは間違いない。
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