ユニコーンSで穴をあけるのは、芝の重賞に出走歴がある馬、躍進著しいヘニーヒューズ産駒 (2ページ目)

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 サンライズジークは芝のレースでデビュー後、ダート戦線で勝ち星を重ねて2走前にニュージーランドトロフィーに出走。同レースで15着と惨敗を喫すると、再度ダート路線に戻って、前走では地方交流重賞のGII兵庫チャンピオンシップ(5月3日/園田・ダート1870m)で4着と善戦している。

 ニシノカシミヤはデビュー時からダートを舞台に戦ってきて、2勝目を挙げたあとに、GIIIクイーンC(2月11日/東京・芝1600m)に挑戦。13着と大敗し、その後はダート路線に復帰。前走で2勝クラス(6月3日/東京・ダート1600m)を勝って、ここに駒を進めてきた。

 それぞれ、穴馬候補として面白い存在と言えるが、なかでも興味がいくのは、オマツリオトコ。というのも、過去5年のユニコーンSで4度も馬券に絡んでいるミルコ・デムーロ騎手が鞍上を務めるからだ。昨年も9番人気のセキフウを2着に導いた同騎手の手腕に、今年も期待したい。

ユニコーンSでの大駆けが期待されるオマツリオトコユニコーンSでの大駆けが期待されるオマツリオトコこの記事に関連する写真を見る 次にピックアップしたいのは、ヘニーヒューズ産駒だ。過去10年の結果を種牡馬の観点から見ると、最多3勝を挙げているゴールドアリュール産駒の活躍が目立つが、ここ5年はヘニーヒューズ産駒の躍進が際立っているからだ。

 たとえば、2019年に3番人気で勝利したワイドファラオ、2021年に3番人気で3着だったケイアイロベージ、2022年に9番人気で2着と好走したセキフウらがそうだ。

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