高田秋がマイルCSで気になる4頭をピックアップ。横山ルリカに刺激を受けてスランプ脱出なるか? (2ページ目)
皆藤愛子アナと「強さ」を目撃
ということで今週はGⅠマイルCSです。これも上位きっ抗のレースで、かなりの混戦だと思っています。
そのなかで気になる馬を挙げるなら、まずはソダシ(牝4歳)ですね。
戦績を振り返ると、芝1600mはこれまで負けなし。今回の舞台になる阪神・芝1600mも昨春のGⅠ桜花賞で勝っていますし、マイルなら安定感バツグン。もってこいの舞台ですよね。
ソダシは4歳馬ですが、マイルCSは4歳馬が過去10年で4勝、2着5回、3着4回と好成績。須貝尚介調教師のコメントを見ると、追い切りの様子もいいようで、体調も不安はなさそうです。
鞍上を務めるのは、デビューからずっとこの馬とコンビを組む吉田隼人騎手。私は長くコンビを組んでいる人馬が好きなので、その意味でも応援したいですね。
そういえば、ソダシが勝った今年5月のGⅠヴィクトリアマイルは、アナウンサーの皆藤愛子さんと一緒に東京競馬場で観戦していたんです。その時、愛子さんがソダシを本命にしていて、しかもレースではすごく強くて。その勝ち方も印象に残っていますし、ここでも上位に来るのではないかな、と。
一方で、これまでGⅠ勝ちは牝馬限定のみ。牡馬混合GⅠでどうなのかちょっと不安ですが、GⅠに限らなければ牡馬の強豪相手でも勝っているので、大丈夫だと見ています。本命にするかは別として、馬券には入れたいですね。
人気どころでは、サリオス(牡5歳)も気になります。昨年はスランプ気味で、マイルCSも6着とふるいませんでした。
ただ、今年は適距離ではなかった1200mのGⅠ高松宮記念(15着)を除いて、マイルのGⅠ安田記念で僅差の3着、前走のGⅡ毎日王冠で1着と、調子を取り戻していますよね。
5歳馬なので、どこまで調子を維持できるのか少し気になりますが、ここまでの走りを見る限り、今回もいいレースができそうです。
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