秋華賞でスターズオンアースを脅かす存在は? 穴党記者は馬場次第で浮上する2頭の伏兵を推奨 (3ページ目)
秋華賞での一発が期待されるメモリーレゾンこの記事に関連する写真を見る 吉田記者が推奨する伏兵候補の2頭目は、メモリーレゾン(牝3歳)だ。
「オルフェーヴル産駒で、馬場が渋るようなら面白い存在。2走前に2勝クラスの北海ハンデキャップ(6月11日/函館・芝1800m)を古馬相手に完勝し、前走ではトライアルのGIIローズS(9月18日/中京・芝2000m)で5着と健闘しました。
馬体重は450kg前後の馬ですが、上質な筋肉を身にまとっていて、馬体重以上のパワーを秘めています。立ち気味のつなぎは短めで、掻き込みの利いたフットワークには魅力を感じます。
ローズSで、一線級が相手でもそれなりにやれることを証明。1週前追い切りでは、坂路で迫力十分の走りを見せて、50秒5-11秒9の好時計をマークしました。状態面の上積みも大きく、馬場の助けがあれば、一発あっても不思議ではありません」
春のGIシリーズでは1番人気が勝てずに終わり、秋のGIシリーズも開幕戦のスプリンターズSでは8番人気の伏兵が勝利して波乱の幕開けとなった。この流れからすると、秋華賞も"荒れる"可能性は十分。ここに挙げた穴馬候補2頭がアッと驚く激走を見せてもおかしくない。
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