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「目移りしそうな豪華メンバー」堤礼実アナが注目する秋のGIレースとは?

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第24回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、堤アナにとっての「秋の思い出」と、秋のGIシリーズにおける注目レースについて話を聞いた――。

 東京は10月に入っても季節外れの暑さが続いていましたが、ようやく気温も下がり、本格的な秋到来。秋と言えば「スポーツの秋」でしょうか。

 私はもともとイベントごとが大好きで、学校に通っている頃は運動会が楽しみでした。私の母校は中高一貫校で、特に運動会には力をいれていましたから、当時の一番の思い出を聞かれたら、間違いなく「運動会!」と答えます。

 私の学校の運動会は、学年対抗戦。入学年によって、赤、青、黄色と割り振られて、私たちの学年は青組でした。そして、運動会当日に向けて毎年、学年ごとにまとまって準備をするので、運動会シーズンの団結は本当にすごかった。

 中高一貫で6年間をともに過ごすので、ただでさえ学年の絆は強いのですが、下級生は「先輩に勝つぞ!」、上級生は「後輩に負けないぞ!」と、この時ばかりは団結力が一段と増すのです。

 たかが運動会でしょ、と思われるかもしれませんが、当時の私たちはそこに全力を注ぎ、その日のために今を生きる。そんな気分でした。

 あそこまで学年全体で熱くなれたのは、本当にいい思い出です。

 そのなかでも、特に団結力が高まる種目が大縄跳びでした。あれほど大勢で息を合わせて何かをするということは、普通に生活していても滅多にあることではありません。みんなで声を出して何回跳べるか。その限界に挑戦する。

 たくさん跳べても、全然跳べなくても、どちらに転んでもみんな号泣(苦笑)。それは貴重な経験でした。私は縄の回し手をやっていたので、肩の疲れとともに記憶に残っています。

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