スプリンターズS、あらゆるデータと情報を把握している美女馬券師の買い目 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 そこで、私の本命ですが......ダノンスマッシュ! 今春のGI高松宮記念(3月28日/中京・芝1200m)では、3度目の挑戦で見事に勝利。休み明けも苦にせず、海外と日本のGI連勝を決めました。

 その後、前走では香港のGIチェアマンズスプリントプライズ(4月25日/シャティン・芝1200m)に出走。直線外から追っていくも、思いのほか伸びずに6着に終わりました。陣営からは、中3週での海外遠征で調整が難しかったようで、それが影響したといったコメントが出ていました。

 そこから立て直しを図っての今回、過去2回のスプリンターズS出走時と比べても「一番状態がいい」とのこと。さらに、安田隆行調教師から「秋はここ一本でいこう」というコメントがあったように、今秋はここに狙いを定めた印象があります。

 あの伝説のスプリンター、ロードカナロアの初年度産駒。そのロードカナロアを育てたトレーナーの勝負レース。人気は背負うと思いますが、ここは軸に!

 対抗はレシステンシア。高松宮記念ではダノンスマッシュにクビ差の2着と奮闘しました。ただ、高松宮記念は降りしきる雨の中、重馬場で行なわれたこともあり、速い流れになった時がどうか、気になっていました。

 しかし、前走のセントウルS(9月12日/中京・芝1200m)ではしっかりと速い流れにも対応して快勝。先述したようにセントウルS組はスプリンターズSと相性がいいですし、本番のここでも大いに期待しています。

 ▲はモズスーパーフレア。2年前のスプリンターズSでは2着と実績があります。前走のGIII北九州記念(8月22日/小倉・芝1200m)では最後に差されて3着になったものの、斤量56.5kgを背負ってのものでした。今回は斤量55kgに戻ることを考えれば、粘り込みがあっても。

 昨年の同レースは10着と大きく負けてしまいましたが、中山コースは6戦3勝、2着2回と得意にしている舞台。馬券的な妙味のある存在だと思いますし、一年飛ばしの"リピーター"となるか、注目です。

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