2021.09.11

セントウルSで狙うべき穴馬4頭。夏場も使われてきた西の馬か、条件合う東の馬か

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamistu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 いよいよ秋競馬が開幕。中京競馬場では秋のGIシリーズ第1弾、GIスプリンターズS(10月3日/中山・芝1200m)の前哨戦となるGIIセントウルS(中京・芝1200m)が9月12日に行なわれる。

 過去10年の1番人気の成績は、5勝、2着4回、3着1回と馬券圏内(3着以内)にすべて入っている。しかも、ここ5年は5連勝中と、かなり固いレースのように見える。

 しかし、ふた桁人気の馬が馬券圏内に飛び込んでくることも何度か見られ、しばしば波乱が起こっている。現に3連単では、2012年に35万円超え、2015年には40万円超えの高配当が生まれている。そうした要因について、日刊スポーツの木南友輔記者はこう語る。

「セントウルSはGI前哨戦ということで、スプリンターズSを目標にした実力馬が出走してきますが、時に取りこぼすこともあって......」

 また、中日スポーツの大野英樹記者は、木南記者の意見に同意して勝ち馬の傾向についてこんな見解を示す。

「秋競馬開幕となって、スターホースが次々と戦列に復帰してくるとはいえ、そうした実力馬の目標は先。夏場に使われてきた馬の逆転が十分にあり得るのが、この時期の重賞です。セントウルSも過去10年の結果を振り返ってみれば、勝ち馬6頭が夏場も戦ってきた馬でした。今年も穴馬は、そういった馬の中にいるような気がします」

セントウルSでの巻き返しが期待されるジャンダルムセントウルSでの巻き返しが期待されるジャンダルム この記事に関連する写真を見る  そこで、大野記者が注目するのは、ジャンダルム(牡6歳)だ。

「前走のGIII北九州記念(8月22日/小倉・芝1200m)では、1番人気に推されながら7着と凡走。ゲートでガタつく形になって、発馬をうまく決められなかったことが響きました。