2021.07.25

母はアメリカGI3勝の名牝。ディープ産駒の大物ウィズグレイスの評価

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 同馬は一度、トレセンに入厩。順調に調教を重ねていたが、現在はさらなる成長をうながすために放牧に出されている。在厩時の同馬について、スタッフはどう評価していたのか。その点について、関東競馬専門紙のトラックマンが伝える。

「トレセンの調教ではほとんど追うことなく、800mを55秒台、ラスト200mを12.8秒という好時計を楽に出していました。スタッフも『順調に成長すれば、いいところにいけそう』と手応えを感じていました」

 なお、デビューの予定はどうなっているのか。トラックマンが続ける。

「まだ少しトモに緩さがあるみたいで、それが解消されるのを待ってデビューになるようです。アクシデントやトラブルがあったわけではなく、調整は『至って順調』とのこと。牝馬ながら480kgほどと馬格もあり、気性も問題ないとのこと。陣営のスタッフはみんな、『楽しみな1頭』と話しています」

 素材のよさを感じているからこそ、万全な態勢を整えてから初陣を迎える予定なのだろう。残りわずかとなったディープインパクト産駒の良血馬ウィズグレイス。同馬がターフを駆け抜ける姿を早く見てみたい。