サトノレイナス、日本ダービーの勝算は? 国枝栄調教師にズバリ手応えを聞いた (4ページ目)
――何はともあれ、決戦のダービーまでまもなくです。前走の桜花賞は超高速決着でしたが、その反動などはありませんか。
「時計を見ると心配になってしまうけど、痛みもなく、まったく問題ないです。最近の競馬界は馬場のメンテナンスもよくなっていて、時計が速くても、(競走馬の)故障が少なくなっています。さらに、馬のケアの技術が上がっているのも大きいですね。
ディープインパクト産駒なので、馬場はあまり悪くなってほしくないです。このところ、お天気は安定していませんけど、ダービーの週は『なんとか、もってくださいよ』と、思っています(笑)」
飄々とした国枝調教師の対応からは気負いは感じられない。逆に、これまでの調教師人生で培ってきた確固たる"自信"を感じ取ることができた。数日後、再び登場した"強い牝馬"による新たな1ページが刻まれるかもしれない。
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