検索

わずか1分で大儲けも。アイビスSDは
穴党記者垂涎の4頭が好配当を呼ぶ (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 吉田記者は続けて、未知の魅力となる候補について、次のような条件を提示した。

「JRAの馬場情報の写真を見ると、芝コースのコンディションは良好。レース中に雨さえ降らなければ、極端に悪くなることはないでしょう。馬場を軟化するエアレーションやシャタリングの作業も施していますが、馬場のよさを考えれば、ある程度の持ち時計は必要になると思います」

千直競馬での一変が期待されるモンペルデュ千直競馬での一変が期待されるモンペルデュ そこで、吉田記者が推奨するのは、今回初の芝レースに挑むモンペルデュ(牝4歳)である。

「モンペルデュは、ダートでも時計の出やすい締まった砂質を得意とします。昨秋、オープン入り初戦の室町S(1着。京都・ダート1200m)では、不良馬場となった同レースで驚異のレコード(1分9秒0)を記録しました。つなぎが短めで、クッション性に乏しいゆえ、追って味が出るタイプではないので、自信を持つスピードと先行力、それらを存分に生かしたスピード任せの競馬が理想です」

 ただ同馬は、室町Sを快勝したあと、地方交流重賞のJBCレディスクラシック(浦和・ダート1400m)に臨むも、落馬競走中止。その後、年明け初戦のオープン特別・大和S(2月23日/京都・ダート1200m)では大惨敗(16着)を喫し、続くオープン特別の天王山S(5月2日/京都・ダート1200m)は直前に出走取消と、リズムがよくない。

2 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る