2020.07.17

函館記念は高額配当が当たり前。
意見割れた穴党記者が推す4頭の穴馬

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

◆『みんなのKEIBA』MC堤礼実アナのインタビューはこちら>>

 夏の函館開催も、はや最終週。最終日のメインを飾るのは、GIII函館記念(7月19日/函館・芝2000m)だ。

 このレースは、とにかく"荒れる"重賞として知られる。過去10年で馬連の万馬券が3回も出ており、平均配当はなんと9946円。3連単では10万円超えの高配当が7回も出ているのだ。

 1番人気は、昨年のマイスタイルが勝利するまで、12年連続で白星なし。過去10年の戦績も1勝、2着1回、着外8回と惨憺たるもので、函館記念の馬券検討においては、「端から1番人気を外して考えたほうがいい」と言われるほどだ。

 そんな波乱続出のレースにおいて、どんな馬を狙えばいいのだろうか。日刊スポーツの松田直樹記者は、「まずは脚質に注目すべき」という。

「JRAの全10場で、芝コースの直線が最も短いのが、函館競馬場(262.1m)。当然、差し・追い込みが難しく、昨年は芝競走全体(84鞍)で、4角1番手にいた馬が21勝を挙げています。

 今年も2日間の開催を残して、芝競走70鞍中、4角1番手にいた馬が28勝。この中には、後方からまくってきた馬もいますが、勝率40%という数字は驚異的です。今年は、例年以上に前残りの傾向が強くなっているのかもしれませんね。

 もちろん最終週ですから、多少の馬場悪化も予想され、差し馬の台頭を許すこともあるでしょうが、基本的には先行馬が狙い目ではないでしょうか」

函館記念での一発が期待されるトーラスジェミニ そこで、松田記者が推奨するのは、トーラスジェミニ(牡4歳)だ。