堤礼実アナの第一印象はツンツン!?「同期の中ではいじられキャラです」 (2ページ目)

  • 石塚隆●取材・構成 text by Ishizuka Takashi

写真提供:フジテレビ写真提供:フジテレビ――これまでの経験で強く印象に残っている仕事はありますか。

堤 いくつかあるのですが、『めざましテレビ』のエンタメコーナーを担当していて、ある女優さんにインタビューをさせていただく機会がありました。

 私としては気持ちよくしゃべっていただき、その方の素顔を引き出したいなと心掛けていたのですが、インタビュー後、その女優さんから「今日は何だかわからないけど、すごく楽しかった」と言っていただけました。

 その言葉がすごく心に残っています。他の方から見れば小さな経験に思えるかもしれませんが、私にとっては、自分のやり方は間違っていないとポジティブに思えた大切な出来事でした。

――自分に自信を持つことができる瞬間だったということですね。ご自身をどんな性格、またはどんなキャラだと思っていますか。

堤 うーん、第一印象はツンツンしているように見られるのですが、同期の中ではいじられキャラなのかなと (笑)。あとはひとりで行動するよりも、例えば競馬の仕事などあると、誰かと一緒に帰りたいタイプ。先輩の後ろについていく感じですね。

――妹キャラってことですか?

堤 そこはちょっとわからないんですけど、少なくとも私についてきてくださいというタイプではありませんね(笑)。

――フジテレビのHPでプロフィールを見ると、アメリカのカリフォルニア州出身とありますが。

堤 ああ、じつは生まれてから3歳ぐらいまでしかいなかったんです(笑)。ですから、ほとんど記憶はなくて、その後はどっぷり埼玉県育ちなんですよ。

――趣味はダンス、ミュージカル鑑賞とありますね。

堤 クラシックバレエを3歳から13~14歳くらいまでやっていたんです。そのおかげもあってダンスをするのがとても好きで、ジャンルを問わず誰かが踊っているのを2、3回見ると、何となくですが覚えることができるんです。ただ、披露する機会もないですし、仕事の役には立たないんですが......。

 ミュージカルに関しては完全に親の影響ですね。母親が宝塚歌劇団の大ファンで、幼いときから家ではビデオが流れていましたし、物心ついたときには劇場に行って母と一緒に役者さんたちの出待ちをしたり... (笑)。

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