名門・角居厩舎でも評判。2歳馬ファルコニアは「走りの軽さ」が魅力 (2ページ目)
そのトーセンカンビーナに続いて、角居厩舎に託されたファルコニア。順調に鍛錬を重ねているが、厩舎のスタッフたちはどんな手応えを得ているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。
「あるスタッフは、『同時期の兄トーセンカンビーナより、しっかりしている』と話していますね。ゲート試験は夏にすんなりパスしたように、『気性的にもまったく問題はない』とのこと。距離も、それなりに持つと見ているようで、デビュー戦が楽しみです」
初陣は、11月2日の2歳新馬(京都・芝2000m)。上位人気に推されることは確実だ。
なお、厩舎スタッフはファルコニアの走りにおいて、ある部分に好感を持っているようだ。トラックマンが続ける。
「たびたびコメントに上がるのが、『走りの軽さ』ですね。入厩間もない頃から、『しなやかで軽いキャンター』と評され、先週も『血統馬らしく、軽い走り』との言葉が聞かれました。『素質を感じる』という声も聞かれ、厩舎としても期待が高いのではないでしょうか」
調教師生活が残り少なくなった角居調教師。期待のファルコニアが、そのキャリアの花道を飾るような活躍を見せてくれるのか。デビュー戦から、要チェックである。
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