2019.06.15

ユニコーンSで穴党記者の意見が合致。
ワイドファラオが砂嵐を起こす

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO


芝に続いてダートでも重賞制覇を狙うワイドファラオ ワイドファラオについては、デイリースポーツの大西修平記者も気になる存在として名を挙げた。

「前走は9着に敗れましたが、調教中からテンションが高く、攻め馬でもハミを噛んでしまって、最後まで動き切れませんでした。そのあたりも、レースに影響したのではないかと踏んでいます。

 この中間は、短期放牧を挟んだことが奏功し、精神的にゆったりしており、攻め馬もラストまでしっかりと動けていました。心身ともに気配は上々で、しっかりと力は出せそう。初ダートでも、パワフルな走法ですし、父ヘニーヒューズという血統背景を考えても、十分に対応可能でしょう。

 重賞馬ゆえ、斤量は他馬より1kg重くなりますが、得意の先行策を打って、砂をかぶらずに気分よく運べれば、勝つチャンスは大いにあると見ています」

 大西記者は、その他にサトノギャロス(牡3歳)にも目を向ける。目下、未勝利、1勝クラス(旧500万下)と連勝中だ。

「ダート1200m戦を連勝。いずれも上がりはメンバー最速をマークし、終(しま)いまでしっかりした脚を使えるのが強みです。未勝利戦(4月21日/京都・ダート1200m)の勝ち時計は、1分11秒6。同じ日の古馬2勝クラス(旧1000万下)と同タイムと、極めて優秀なものでした。昇級戦&重賞初挑戦とあっても、スピード負けすることはないと思います」

 気がかりは、初めて1600m戦に挑むこと。400mの距離延長に対応できるか不安はあるが、その点についても、大西記者は「心配はいらない」と言う。

「調教でもかかるところを見せないタイプなので、対応は十分に可能でしょう。初の関東への長距離輸送も、前日輸送で競馬場に1泊してレースに臨む形をとるようです。それにより、かえってガスが抜けて、プラスに働くのではないでしょうか」