2019.04.05

ヒントはチューリップ賞組。
令和を目前に桜花賞で美しく舞う穴馬3頭

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 3歳牝馬クラシックの初戦、GI桜花賞(阪神・芝1600m)が4月7日に行なわれる。

 昨年は、年明けのシンザン記念(京都・芝1600m)から直行という、異例のローテーションで挑んだアーモンドアイが優勝。大外から悠々と他馬をかわしていった姿に、見ている誰もが度肝を抜かれた。

 以降、同馬はオークス(東京・芝2400)、秋華賞(京都・芝2000m)も勝って、史上5頭目の牝馬三冠を達成。その後も、ジャパンカップ(東京・芝2400m)を制し、先日はドバイターフ(UAE・芝1800m)まで完勝して、世界トップクラスの馬へと登り詰めた。

 しかし、そんなアーモンドアイも当時は2番人気だった。1番人気は、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)の覇者で、桜花賞まで4戦無敗できたラッキーライラック。単勝1.8倍と、断然ムードだった。

 そういう意味では、アーモンドアイの勝利も大方の予想を覆(くつがえ)すものだったわけだ。

 それを考慮すると、”堅い”イメージがある桜花賞も意外と波乱が多い。過去10年の勝ち馬を振り返ってみても、2013年のアユサン(7番人気)、2015年のレッツゴードンキ(5番人気)、2017年のレーヌミノル(8番人気)と、伏兵陣がしばしば金星を挙げている。

 ということで、今年も番狂わせが起こることを願って、ビッグな馬券をもたらしてくれる立役者を過去のデータから探し出してみたい。

 まず注目すべきは、最も重要視されているトライアル、GIIチューリップ賞(阪神・芝1600m)組だろう。

 桜花賞過去10年の1~3着馬、計30頭のうち、半数を超える19頭()がこのレースから挑んでいる。もちろん、その中には穴馬も多数いる。
※チューリップ賞出走馬は20頭だが、2010年の2着馬オウケンサクラはチューリップ賞(4着)のあと、フラワーC(1着)を経て桜花賞へ