大荒れの前哨戦→スプリングSも濃厚。今の中山好き3頭が波乱を生む (3ページ目)
スプリングSでは勝ち負けが期待されるシークレットラン シークレットランについては、松田記者も穴馬として名前を挙げた。
「2走前の葉牡丹賞では、発馬直後に両隣の馬に挟まれる不利がありながらレコード勝ち。それほどの脚力をシークレットランは備えています。一方で、これまでは1戦ごとに馬体重を10kg以上も増やして、まだ体を持て余している印象。4戦すべてで手綱を取る内田博幸騎手も前走後、『暖かくなって(体が)パンとしてくれば......』と話していました。つまり、それだけ伸びしろがあるということ。
そして内田騎手の期待どおり、暖かくなりつつある今、徐々にではありますが、良化気配を感じさせます。1週前には、古馬ダートの重賞勝ち馬センチュリオンに併せ馬で1秒2も先着。相手が攻め駆けしない点を差し引いても、動きに迫力を増してきました。
今回、体が絞れて前走からマイナス体重で出てくれば、要注意。3走前に勝った未勝利戦(2018年9月15日/中山・芝1800m)がやや重で、荒れた馬場をこなす下地もありますから、ロングスパートがハマれば一発の期待も膨らみます」
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