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秋華賞は過去の激走サインと似る5頭。
配当1000万円超えが再び? (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そこで着目したいのが、もうひとつのトライアルであるGIIローズS(阪神・芝1800m)である。例年は有力馬が集まる同レースだが、今年はアーモンドアイをはじめ、桜花賞、オークスで2、3着の座を争ったリリーノーブル、ラッキーライラックと、春のクラシック上位組が参戦してこなかった。

 そういう意味では、例年メンバーが手薄な印象のある紫苑Sのイメージと重なる。であれば、ここ最近の"トレンド"となる紫苑S組というのを、ローズS組に代用してみてはどうだろうか。

 つまり、ローズS(9月16日)で1着のカンタービレと、2着サラキアに食指が動く。

トライアルのローズSを快勝したカンタービレトライアルのローズSを快勝したカンタービレ カンタービレは、春にGIIIフラワーC(3月17日/中山・芝1800m)を勝ったあと、GIオークス(5月20日/東京・芝2400m)では13着と大敗を喫した。だが、まさにひと夏越して成長し、4カ月ぶりとなる前走のローズSを快勝した。

 片や、サラキアは春のクラシック出走こそ叶わなかったものの、重賞で善戦を重ねていた素質馬。こちらも休養中にたくましさを増して、8月の古馬混合の500万特別を圧勝すると、ローズSで2着に入って三冠最後の一戦には駒を進めてきた。

 ローズSの結果から、2頭は3、4番人気が予想される。それでも、アーモンドアイが一本かぶりになることを考えれば、逆転候補として十分に"穴馬"扱いできるだろう。

 それに何より、最近の秋華賞は3番人気がめっぽう強い。過去5年で4勝もしているのだ。その事実に鑑みても、彼女たちの一発を期待してみてはどうだろうか。

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