2018.09.01

実力比較が難しい小倉2歳Sは、
おませな「牝馬3頭」におまかせ!

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 今年もこれに当てはまりそうな馬が何頭かいる。なかでも、初戦で逃げ切り勝ちした馬は除いて、先行、もしくは中団からの競馬で勝ち切った馬を狙いたい。というのも、先に挙げた馬の多くが、好位から抜け出して勝っているケースが多いからだ。

 その視点でいくと、アズマヘリテージ(牝2歳)とミヤジシルフィード(牡2歳)が浮かび上がる。そしてここでは、過去10年で6勝している”牝馬”を優先して、アズマヘリテージを推したい。

 同馬は、2歳新馬(8月18日/小倉・芝1200m)を6番手からの競馬で勝利。初戦からクレバーなレースぶりを見せた。経験の浅い馬たちの争いなら、このセンスは武器になるはず。人気薄の一発を期待したい。

「同舞台」という観点でいえば、例年8月に行なわれるオープン特別のフェニックス賞組とひまわり賞組も無視できない。とりわけフェニックス賞は、九州産馬限定のひまわり賞と比べて、小倉2歳Sを狙う馬のステップレースという位置づけが強い。その分、より重要視される。

 ゆえに、フェニックス賞の勝ち馬は例年人気となるが、実は同レースの2、3着馬も小倉2歳Sで人気を落としながら、好勝負を演じている。

 例えば、昨年5番人気で2着となったアイアンクローはその典型。同馬はフェニックス賞で1番人気に推されていたが、3着に敗れて小倉2歳Sでは人気を落としていた。

 人気馬ではあるが、2010年のブラウンワイルドも、フェニックス賞2着のあと、小倉2歳Sで巻き返して快勝している。ならば、同じ臨戦過程を踏んでいる馬を今年も狙いたい。