桜花賞へ向けオルフェ産駒の評価が激変。
3歳牝馬「最新ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

土屋真光氏(フリーライター)
「リリーノーブルの走りは、ルーラーシップ産駒のそれというより、祖母のバプティスタ、その母のビーバップの現役時代の走りを彷彿とさせます。彼女たちがマイル戦で器用に立ち回る走りのイメージを、そのまま受け継いでいる印象です。この世代の主力として、それなりに活躍できると思います。

 ただ、重賞では何かしら物足りなさを感じてしまうのが、この血統の特徴。その分を、ルーラーシップの成長力で補えることができれば、大きいところを狙えるかもしれません」

市丸氏
「アーモンドアイは、ロードカナロア産駒で距離に限界があるかもしれませんが、母がエリザベス女王杯(京都・芝2200m)の勝ち馬というのは心強い限りです。シンザン記念ではあおり気味のスタートでしたが、強烈な末脚で差し切り勝ち。TF指数も3位に食い込んできました。この先が楽しみです」

 4位は、阪神JFで3着だったマウレア(父ディープインパクト)。全姉が2013年の桜花賞を制したアユサンという良血だけに、こちらもクラシックを賑わす存在になりそうだ。

吉田氏
「コンパクトなシルエットのディープ産駒。基本的にはマイラーの馬体&走法ですが、折り合い不問で、同世代の戦いであれば、オークスの2400m戦にも対応できそう。

 阪神JFでは前の馬にフラフラされて、100%の力で追えなかったことが響きました。それでも、勝ち馬からコンマ2秒差というのは、能力の高さの証明でしょう。ディープ産駒らしい確かな決め脚を見せて、持ち時計も大幅に短縮。クラシック戦線でも五分に戦える力は示したと思います」

土屋氏
「全姉アユサンの他、活躍馬を多数出している父ディープインパクト×母父ストームキャットという黄金配合。キズナやリアルスティールなど、デビュー2連勝した馬はクラシックでもきっちり活躍しているだけに、その例にハマる同馬への期待も膨らみます。

 ここ2戦のレースぶりはスムーズさを欠く面も見られましたが、2走前の赤松賞(11月19日/東京・芝1600m)では決め手比べをものにしましたし、前走の阪神JFでもしっかりと時計を詰めてきました。次戦は確実に賞金を上積みしたいクイーンC。ここでの内容次第では、ラッキーライラックを脅かす存在になり得ると思います」

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