2018.02.01

過去の勝ち馬ソックリ。きさらぎ賞は
グローリーヴェイズで間違いなし

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki photo by Nikkansports

 今週末4日には京都で3歳馬の重賞・GIIIきさらぎ賞(芝1800m)が行なわれる。このレースの勝ち馬からは1999年スペシャルウィーク(日本ダービー)、2003年ネオユニヴァース(皐月賞、日本ダービー)、2016年サトノダイヤモンド(菊花賞)と過去20年で3頭のクラシックホースが出ている。さらに2006年の2着馬メイショウサムソンが春の2冠を制覇、2011年の3着馬オルフェーヴルが3冠馬になるなど、過去に多くの名馬が巣立っており、今年のレースも要チェックだ。

 過去20年の勝ち馬の血統を見てみると、20頭中最新の10頭を含む14頭中がサンデーサイレンス系と、圧倒的な成績が残っている。中でもディープインパクト産駒は4勝(2011年トーセンラー、2012年ワールドエース、2014年トーセンスターダム)、次いでマンハッタンカフェ(2015年ルージュバック、2017年アメリカズカップ)とフジキセキ(2006年ドリームパスポート、2013年タマモベストプレイ)の産駒が2勝ずつと好相性を示している。

 今年もディープインパクト産駒が5頭登録してきた。いずれも良血または高素質馬で、どの馬が出てきても注意が必要だろう。

ミルコ・デムーロ騎手を背に新馬戦を快勝したグローリーヴェイズ 中でも筆者が推したいのがグローリーヴェイズ(牡3歳/尾関知人厩舎)。10月の中山の新馬戦(芝1800m)では好スタートからハナを奪い、2着に1馬身3/4差をつけて、そのまま逃げ切り。直線で後続を突き放す瞬発力には見どころがあった。

 2戦目は中京に遠征して、こうやまき賞(芝1600m)に出走したが、出遅れで流れに乗れず、1000m通過1分04秒1の超スローペースにもハマり、カフジバンガードにアタマ差の2着に敗れた。展開が向かなかったがゴール前での脚は目立っており、差す競馬にも対応できたし、力は見せた。距離も短かった印象で、いい経験になったと言えるだろう。新馬戦と同じ距離に戻り、好スタートを決めれば勝機は十分だ。